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リスト 愛の夢 のように(それまで見ていた夢の気配を追いかける)

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リスト 愛の夢〜〜なんてとても美しいメロディーだ

幻想的な夢をみて、その名残りが恋しくて、夜を彷徨う
さしずめ繁華街へ行き、少し頭の中を麻痺させるために酒を食らう。
そんな目的でカメラを持ってもいいはず。。。。。。
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by easytempo10 | 2011-08-27 12:00 | | Comments(0)

-韓国の恋人-

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-韓国の恋人-

「この短い恋物語が実話であるかいなかは、ぼくと、彼女と、神のみが知うる。」

(序章)

1991年、夏
まだ韓流ブームなど全く日本にはなかった頃、
ある企業のコマーシャル撮影で、ミス韓国を撮影するために
一路韓国へ旅発ったひとりのスチールカメラマンがいた。
この国には撮影日、よび日も入れて1週間の滞在予定だ。
この年の韓国の夏は涼しくて過ごしやすかった・・・はずだった。

ぼくにとっては初めての海外遠征で、初めてのソウルに胸が躍る。
撮影は3日間を予定していたが、ロケ、スタジオと順調に撮影も進み、
それに天候にも恵まれ、なんと1日で予定終了してしまった。
(残りの約1週間近くはなんと、チケットの関係で終日フリータイムに)
こんな事って、バブル真っ盛りの頃だったんですね。

無事撮影も終わって、打ち上げということで、スタッフ全員で食事に出掛けた。
ミス韓国、スタイリスト、ヘアメイク、コーディネーター、カメラマン等、
総勢20名ぐらいで、韓国料理のおいしい店へ。。。GO-
楽しくワイワイみんなで食事を進めていると、
向こうに座っていたスタイリストの女の子がこちらへ来て、
(ちなみに僕以外、 全員韓国人)通訳の人になにやら言ってる。
その通訳の人はうなずいて、僕の方へ。
「(向こうの席を指差し、)あそこに座っている報道カメラマンの彼女が、
あなたの隣に来たいと言ってるみたいで、、、よろしいですか?」
ぼくは、その方向を見た。
そこには、恥ずかしそうに僕の方を見つめるひとりの韓国人の女の子がいた・・・
     
話を聞くとなんと、僕に「ひとめぼれ!」なのだそうだ(笑)
ワォ〜なんて!韓国の女性は積極的で情熱的なんだ!
それからその日、お互い初めてなもので、会話もあまり無いまま、
ひたすらにひたむきに、食事の世話をやいてくれた。ここから、ぼくの人生最大(もうこの歳にして)夢の様な1週間が始まりました。


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(中章)

その子の名は、スンヨ。
韓国の新聞社の契約カメラマンとして活躍する22歳だ。
今となっては朧げな記憶ではあるが、彼女はふわりと甘い香りが漂よい、
不思議な魅力を感じさせ、強く心惹かれるものがあった。
真っ黒な黒髪に、意志が強そうなキリッとしたまゆげ、そして長いまつげ。
スレンダーな体系に、それでいてけっこう母乳。いや、ちがった、巨乳。
デートの時など腕を組んでる時にグイグイあたってくる。
(なんだか、話の方向性が・・・・)
家はソウル市の郊外にあり、
僕の泊まっているホテルから地下鉄で数十分ぐらいだそうだ。

次の日からなんだか僕の心は浮遊する状態で、楽しいデートの日々が続いた。
彼女はいろんな所にぼくを案内してくれた。(すごく親切で尽くしてくれる)
契約社員なので毎日出勤しなくてよいそうだ。
彼女は日本語がしゃべれないし解らない。
ぼくは韓国語がしゃべれないし解らない。
2人のコミュニケーションは、少しの英語とボディーランゲージ。
それにたいそうに甘い錯覚、あるいは希望的観測。
時たま見せるスンヨの妖しく光る瞳に、僕の心は甘く湿ってゆく。

その頃のぼくと彼女は2人とも駆け出しのカメラマンで、
最初の話題は写真の事についてが多かった。
 2人でカメラを持ってあちこちに出掛けた。
ぼくのカメラは、Canon F-1
彼女のカメラは、Nikon F2
古宮を歩き、ソウルタワーに登って、南大門市場でプルコギを食べた。
明洞でTシャツを買い、疲れたからとホテルで休憩した。
ロッテワールドではジェットコースターに悲鳴を上げ、
漢江では宵闇がわずかに揺らいだ頃、月明かりを受けて輝く唇を、
スンヨのその官能的な体液を吸った。

そして、夜はディスコでマティーニをあおり、
プロコム・ハルムの「青い影」でチークを踊り、覚醒と眠りの狭間を漂った。
お互いにモデルになり撮り合った。
理解し合い笑い合った。
時には無茶苦茶にしてしまいたいと。。。だってそういうもの。
その時のぼくは、危うい所で均等を保っている状態。 
傷つき合うのは分かり切っている残酷な恋心。
全く別の時間の流れを持っている様な感覚。
何かが始まったら終わるしか無い。
そんな2人に、別れの時が近づきつつあった・・・・


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(最終章)

ひどくロマンティックな、
長くて充実した日々は、短かった。
毎日夜別れる時、意志とは反対に指が離れなかった。
うまく感情が伝わらない時、お互いに、かんしゃくを起こした。
映画館では、その日遊び過ぎて肩を寄せ合い眠った。
昼はスンヨが、夜は僕が食事をごちそうし合った。
ぼくはスンヨを深く探ろうとし、スンヨはぼくを強く求めた。
そして、あの頃のぼくらは若かった。
不安がざわざわと近付いてくる。
胸の奥底の魂に直に響いてくる 胸引き裂かれる様な思い。
やがて、別れの時期がやってきた。

彼女のただならぬ決意の色、儚げな瞳がそれを告げている。なぜ?
ぼくは、どうして? 本当に聞きたい事はその先にある。
硬質な響き、残忍な曖昧さ、感傷的な言葉。ひとりでに漏れる吐息、
雨に煙る街並みをぼんやりと眺めていた、手をつなぎだままに。。。
「空港まで送りに行くと、きっとわたしはその飛行機に乗ってしまうから、
 わたしは行かないわ。」
目にしょっぱい水が溢れる。
時間が来て、仕方なく空港へ向かうバスに僕が足を掛ける、
涙で視界が遮られる中、スンヨが何かを僕に渡す。
2人の気持ちも知らず、エンジンを唸らせバスが走り出す。
映画のワンシーンの様にスンヨが泣きながらぼくのバスを追いかける。
ぼくは窓を開け、スンヨが見えなくなるまで手を振り続けるのだった。
     

1991年の夏の韓国は予想に反して熱かった。
その時確かにぼくはソウルにいた。
あ〜せつなくて狂おしい一瞬の永遠・・・ ...


                 (完)
















      

     
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by easytempo10 | 2011-08-22 17:11 | ソウル | Comments(0)

紅花

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by easytempo10 | 2011-08-17 16:50 | [FLOWERS] | Comments(0)

何年か前、宮崎にて・・・・

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by easytempo10 | 2011-05-30 10:18 | | Comments(0)

同じような髪型をした女達

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by easytempo10 | 2011-05-28 11:02 | スナップショット | Comments(0)

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by easytempo10 | 2011-05-27 01:21 | スナップショット | Comments(0)